さてさて、今年6月に一部書きかけた現場なのですが、今更ですが続きを書いていきますね(^_^;)
雨水が井戸孔内に侵入して濁れるという問題ですが、原因箇所を特定することができた後、セメントにて遮水処理を施しました。
1か所ではなく、複数個所から水が入っていたため、広範囲にわたって処理を行いました。
下写真は遮水処理を行った直後です。
セメントが乾くまで数日間、放置しておきます。
別の日、セメントが硬化したことを確認し井戸洗浄を行います。
孔底の汚泥を浚渫します。
濁れ具合です。真っ黒い水が出てきました。
孔底まで水を汲み出し、孔内状況確認を行います。
スプレーガンとブラシによる洗浄です。
コンクリートが脆いとスプレーしただけで剥がれ落ちてしまうので、加減には要注意です。
孔底の状況です。
常時、水に浸かっているので真っ黒。
これが「井戸の底」です。
井ガワの継目部分です。連結はちゃんと施工されています。
孔底よりやや上を見上げた写真です。
井ガワに付着した物質を完全に除去するためには表面を削る方法となってしまうため、部分的な除去とします。
給水ポンプのストレーナ部です。
この部分が目詰まりしてしまうと水量が低下してしまいます。
問題があった箇所は完全に塞いでいます。
全工程が完了です。
水が復帰してくるのを待ちます。
最初は残りの濁り水がありますが、水を汲み出すことによって次第に濁れも落ち着いてきます。
遠方にいらっしゃるご家族の方との打ち合わせでしたが、弊社にご依頼いただきまして、ありがとうございました!!
井戸のことでお困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ(*^^)v