打抜き井戸(打込み井戸)とはどんな井戸か?

打抜き井戸の特徴

打抜き井戸とは、鋼管を地中の水脈まで打ち込み、地下水を採取します。主に、地表近くの水脈を汲み上げるための井戸で、平均的な深さは5m~8m前後です。

当社が施工している打抜き井戸のサイズは32mmと50mmの2種類があり、現場等の状況に応じて使い分けされます。32mmは狭い場所向け、50mmは、地層がやや硬い層向けとなります。

井戸に使用される鋼管は2種類あり、一般鋼管とライニング鋼管があります。

ライニング管は内部が錆びつかないよう加工されているので、井戸本体の寿命が各段にUPしています。

当社の技術

一般的に利用されているの打抜き井戸は32mmSGP管ですが、当社では50mmのVLP VB管(内部ライニング加工)での打設も可能で、井戸本体の寿命も長く、ある程度硬い地層でも打抜くことが可能です。また、据付機材などは現場に合わせて、ある程度調整が利くので、狭い場所の施工も可能です。

打抜き工法の種類

打抜き井戸の主な用途

あらゆるニーズに対応する打抜き井戸は、一般家庭をはじめ、ホテル、学校、事務所、工事現場、洗車場,、畑など、様々な場所で利用されています。

費用、工期、施工条件など

現場状況(作業範囲の広さ・過去データによる地層の硬さ)に応じて単価は異なります。お客様の現場を視察後、正式な見積もり単価が出ます。
工期につきましては最短で1日、長くても2日以内には打ち込めます。その後、湧水量・使用水量に合わせたポンプ選びを行い取付・完成となります。
施工条件は、上空に障害物などがなければ、ある程度の狭い場所でも施工は可能です。

打抜き井戸のまとめ

サイズ 32mm 50mm
深さ 4~12m 4~12m
井戸管の材質 SGP VLP-VB管 SGP VLP-VB管
工期 1~2日 1~3日
工法 ・バイブロハンマー打設
・ハンマー落下打設
・ハンマー落下打設
特徴 ・最省スペース設計
・最短工期
・貫通力が高い
・省スペース設計
・短工期
・破壊力が大きい
弱点 ・騒音(バイブロ打設時)
・破壊力が小さい
・貫通力が低い
取付可能ポンプ 陸上ポンプ 陸上ポンプ

打抜き井戸を動画で紹介



 

各地で打抜き井戸を施工させていただきましたお客様の現場状況を記事にして紹介しています。ご参考までに是非ご覧くださいませ!

打抜き井戸の現場記事をご紹介しています。