浅井戸でも良いんです!

今回の記事は、とあるフィットネス・スポーツジム改築工事に伴う井戸工事を施工させていただいた時の内容です。

出来れば良質な地下水を・・・ということでしたが、どの現場でも同じように正直掘ってみるまで分からないのが現状です。

そこで重要なのが、近隣データです。

これがあるのとないのとでは、掘削する目安となる深さが求められません。

ただ、その周辺(っと言っても1km以上は離れてます)では深井戸ではあまり良くないというデータがありました。

また300m以内には浅井戸で、やや良質な地下水を使ってるデータもありましたので、可能性としては浅井戸に期待できそうでしたので、そのようにアドバイスさせていただき、打抜き井戸のご依頼をいただきました。

φ50mm VLP-VB管(内部ライニング加工)

ハンマーの反発具合や打設音、打設スピードに神経を研ぎ澄ませて、いち早く地層の変化を見極めます。

地層が変化したからといって水があるかどうかはわかりません・・。

何度か水の有無を確認し、ようやく安定した地下水に辿り付きました!

エンジンポンプで連続揚水を行います。水量も良く出てますね!

濁れもなくなり、透明な水になりました。

水質検査も行い、申し分ない良質な地下水を得ることができました!

ご依頼いただきまして、ありがとうございました(*゚▽゚*)

このように、深井戸ではなく浅井戸でも良質な地下水がある地域があります。「深井戸だから良い」というものではなく、良い水がある地層は地域ごとに異なりますので、その地層を見つけられるかが井戸掘りの鍵となります。

これからも多くの井戸を掘削するために、1件でも多くのデータを集めていきたいと思いますので、是非「井戸端SNS」へもお越し下さいませ♪

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