インターネットよりお問い合わせいただきました。
畑への利用水として隣地の井戸を使わせてもらっているとのことですが、徐々に水量が減っているため、敷地内へ新設をお考えということで掘削のご依頼をいただきました。
現場は松山市南吉田町。掘井戸が多い地域です。まずは掘削位置の打ち合わせ。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/0-1-1024x473.jpg)
場所が決まれば機材を搬入し、掘削開始です。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/1-1-1024x473.jpg)
表層は重機を使って掘削。その後は人力による掘削となります。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/2-1-1024x473.jpg)
地上で連結した井戸ガワを沈めていく工法です。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/3-1-1024x473.jpg)
含水確認。あとは給水時間を確保するため深く掘り進めます。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/4-1-1024x473.jpg)
・・・っが、ここにきて問題発生。
粘土層が出現しました。しかもかなり厚い層で完全に遮水されてしまっています。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/5-1-1024x473.jpg)
井戸内部への流入量も減ってしまうため、湧水量は下の写真のように少ないです。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/6-1-1024x473.jpg)
更に井戸ガワを掘り下げるかの判断に迷うところではありましたが、粘土層がまだ続くと判断しましたので、粘土層下の水を自噴させて流入量を増加させる方法を試みることにしました。
掘井戸孔内に打抜き井戸を施工しました。エアーリフト洗浄で砂礫と共に水も出ましたので、自然水位よりも下で切断。
掘井戸内部で自噴するようになりました。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/7-1024x473.jpg)
水量も格段に増え、お客様にも満足していただけました(#^.^#)
一安心です♪
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/9-1024x473.jpg)
お客様が用意された井戸蓋を設置して完成!お引き渡しとなりました。
![農業用の掘井戸新設(松山市南吉田町)](https://chikaido.com/wp-content/uploads/2023/10/10-1024x473.jpg)
地域に適した井戸があります!
井戸をご検討中の方は、ご近所に井戸があるかをチェックされてみてください(#^.^#)
井戸をご検討中の方はお気軽にお問い合わせくださいませ~!