取引先様よりご紹介いただいた現場なのですが、他社施工の深井戸ポンプの動作が不安定とのこと。
症状からすると、恐らく井戸が渇水状態になっていると判断。
井戸ストレーナ部の目詰まりか、または周辺地域の水量低下か・・・。井戸の場所が不明とのことで捜索したところ、雨水排水桝と思われていたものが井戸ピットでした・・・。
勾配も井戸ピットへ流れてしまうようになっていて、長年の雨水が地表の土砂と一緒に井戸に入っている可能性もありますので、井戸洗浄と井戸ピット工事の改修工事を施工させていただきました。
まずは既存ジェットを引抜きます。
せっかくなので、この際にジェット部も新しい物に交換しておきます。
洗浄作業と同じ工程を行いますので、同時施工がお得になりますよ(^^♪
続いてエアーリフトを実施。茶色を超えて黒色ですね・・・(;’∀’)
水量はさほど増えることもなく、濁れも収まってしまいました。
こうなると湧水量自体が減少しているものと思われます。
新しく井戸を掘るなどの対応が考えられますが、一先ず現状で使えるように再設置します。
ジェット部はもちろん新品に！！
雨水が入らないよう、地表より高くピットを作ります。
既存の管が曲がっていたり、すぐ横にコンテナがあったりで制約がありましたが、なんとか1回は取り替えられそうです。
周囲をセメントで舗装して完成。
これで一先ずは井戸に雨水や異物が落下することは回避できます。
ポンプは吐出量を減らすことで症状を抑えられるよう調整しました。
井戸洗浄を行っても確実に水量が増えるわけではありませんが、孔内の環境は改善されたと思います。
「水量が減ったかな？」とか「少し濁れや異物が出てきたかな？」と思われる時は、一度井戸の洗浄も検討されてみてはいかがでしょう？？(*´ω｀*)
気になる方は、お気軽にお問い合わせくださいませ！！☎