取引先の不動産屋さんより「井戸水が濁れて困っている方がいる」とご相談がありました。
現場は松山市西垣生町。
井戸は昔ながらの掘井戸タイプでした。サイズは2尺2寸。
孔内状況です。
井戸洗浄を施工させていただきました。
吸水管先端も目詰まりしていたので新品にお取替え。砂利充填も行い、水も濁れがなくなったので完成としました。
・・・っが、それから2か月後。
水を使っていたら再び濁れ水が上がったと連絡が。
視察して孔内を確認すると、以前はなかった泡のようなものが浮かんでいました。
さすがにコレは頭を抱えました。
ボイリングが起こったとしか思えないのですが、なぜ・・・？！
原因を調査するため、孔内に潜入。
ボイリングが起きないよう、孔内水位を確保しての作業だったのですが、水面下で異常が起きていました。
なんと、コンクリートの井戸ガワに穴が開いていたのです。大きさで例えると直径100mmほどでしょうか。
水面下ということでセメント遮水処理が難しいため、樹脂管を埋設して二重管仕上げにする改修工事を行いました。
連続揚水を続けることで濁れも出なくなりました。（写真はまだ途中段階です・・・(;’∀’)）
井戸ガワも経年劣化しますので、破損した場合はこのような方法で対処するしかありませんね(;^ω^)
無事に水も使えるようになり一安心です。
ご依頼ありがとうございました（*^_^*）
井戸やポンプで気になることがありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ(*^▽^*)