今回の記事は、松山市にある睦月島で井戸調査を行った時のものです。
土地を購入したところ井戸が見つかり、再利用できるか調査して欲しいというご依頼でした。まずは現場視察から始めます。

建物を解体中ということでしたので、周辺は瓦礫の山となっていました。

陸上の化粧ガワも割ってしまったという事でした(;’∀’)

孔内にも木の根や落ち葉が落下している様子でした。
更にもう1基井戸があるということで、そちらも視察を行いました。

こちらは二枚蓋が設置されていましたが、草が茂っていました。

内部は比較的良好な状態と見えます。
井戸状況と水位などのデータが取れましたが、実際に井戸として機能するかどうかは水量調査を行うしかありません。
そちらも正式にご依頼いただきましたので、また日を改めて工事を行いました。

仮設水中ポンプを設置して連続揚水を行い、水位降下量と湧水量をチェックします。
解体中に出てきた井戸は、瓦礫等が落下しているため埋まっていることも予想されましたが、思いのほか水は豊富に沸いています!

もう1基の井戸も同じ要領で調査を行い、最初の井戸と同等レベルの湧水量を確認しました。
お客様にも現地にて立会確認していただき、井戸が利用できるということで井戸の改修工事もご依頼くださいました。
まずは破損した井戸に人畜が落下しないよう井戸ガワを設置します。

瓦製の井戸で若干破損が見られましたので、崩落しないようセメントで補強しておきます。

最後に井戸蓋を設置して完成です!

これで落下事故も防ぐことができますので安心ですね(#^.^#)
古井戸などでお困りの方はお気軽にお問い合わせくださいませ~(´ω`*)