今回の記事は、業務用として使っている掘井戸の水が濁れや臭いがあるということで井戸洗浄を施工させていただいた時のものです。
現場は松山市鴨川。
まずは視察時の様子です。

店舗駐車場に井戸がありました。
私が住んでる近所でして何度も立ち寄ったことがあるお店だったのですが、まさかコレが井戸だったとは知りませんでした(;’∀’)

マンホールを開けると確かに井戸でした。
井戸を計測していきます。

孔内はこのような状況です。
潜入用の梯子などはなく、入口マンホールの径が小さいため人間が潜入して掃除することは不可能と判断し、陸上からの洗浄方法をご提案させていただきご依頼いただきました。

孔底から水と一緒に汚泥を浚渫するため動力水中ポンプを挿入します。
そのため発電機も搬入して作業にあたります。

ボイリングが起こらないように孔内水位に気を付けて浚渫していきます。

真っ黒い水が上がってきました。だいぶ臭いもありましたね・・・(;’∀’)
通常であれば水中ポンプの位置を変えて浚渫することが理想なのですが、今回はマンホールが小さく水中ポンプの落下位置を変えることができないため、出来る限りの範囲を浚渫していきます。
連続揚水を続けることで濁りもだいぶ除去できました。

っが、やはり臭いだけは除去することができませんでした。
これは流れ込んでくる水そのものに臭いがあるのかもしれません(-_-;)
原水に問題がある場合は、なかなか解決することが難しいのですが、孔底に堆積した汚泥を除去することで徐々に改善される場合もありますので、気になる方はお気軽にお問い合わせくださいませ~(^^♪