今回の記事は、ちょっと珍しい井戸の設置を行った時の内容です。
井戸といえば「水」を出すために設置するのが一般的ですが、今回は水ではなく「海水」を出すことが目的です。
現場は今治市桜井。打抜き井戸を施工します。すぐ隣が海岸となっているので、恐らく海水が出ると思われます。。
機材据付を行い、あとはひたすら打設していきます!

浅い深度で海水は出たのですが、水温が高いということで打設続行。予定していた深度まで打ちましたが、水は出てくれません。
お施主様とも相談の末、更なる打設を続けることに!
翌日、パイプを継ぎ足し、打設続行。

その後、なんとか無事に目的の条件に合う海水を発見!

ただ、海水が出るということは海砂の中にストレーナがあるということで、細かい砂が多く出てしまいます。
水量を調査するためにエンジンポンプを設置してみたのですが、すぐに目詰まりして水量が低下してしまいます(;´д`)
井戸径は50mmなので、中に細い吸水管を挿入し吸水する方式が良いと思うのですが、水量が間に合うのか・・・ポンプは大丈夫なのか・・・
色々と難点はありますが、今回はメーカーさんが直々に選定・取付を行うということで、弊社はここまでの施工となります。
