こんばんわ~(^O^)
前回の更新から、また時間が経ってしまいました( ̄▽ ̄;)
なんてこった~・・・
急いで書いていきますーーーーー!!!!!
前回の記事(古井戸の埋戻しと再生へ エピソード1(宇和島市本町追手)の続きになりますが、まずは埋め戻し作業から開始です。

この井戸を埋めていきます。まずは孔内状況の確認です。水中ポンプで水を汲み出していきます。

すると中から何かが・・・

ゴミなどはありませんでしたが、吸水管と思われる管が落下したままとなっていました。
このまま埋めてしまうのも心苦しいので、頑張って撤去することに。

中に潜入してロープに引っ掛けて吊り上げる方法としました。
カメラにて孔内潜入動画も撮影してみましたので、是非ご覧ください。
パイプもなんとか回収できたので、次は空気抜き用の竹筒を挿入していきます。塩ビ管でされる方もいるようですが、他県の業者さんを見ると、「自然に還る」という意味も込め、自然の物を使った方が良いとのことでした。
そこで多く利用されるのが「竹筒」です。これなら長さもありますし、中の節を抜けばパイプと同じ役割を果たすことができます。

竹といえど、深さのある井戸なので2本を連結して挿入しました。

空気抜き竹筒の設置が完了です。次は砂を充填していきます。
現場近くに砕石業者さんが居るということで紹介していただいたので、何度も往復して充填しました。

ようやく地表近くまで充填できたので、水締めを行いつつ、更に充填を続けていきます。

空気抜き竹筒を敷地境界付近まで延長させて、基礎工事に干渉しないように修正します。

表土には同じように砕石を敷き、埋め戻し作業は完成です。
ただ、地固めが完了するには時間を要します。徐々にではありますが、まだ充填素材が沈下していくことも予想されますので、様子を見ていきたいと思います。
次の記事では「井戸の補強・再生」を書いていこうと思います。
私たちも極力、「井戸は残しておきたい」という気持ちではありますが、やむを得ない理由もあり「埋め戻し」をすることがあります。
そういう方のお手伝いもできますので、埋め戻しをお考えの方も、お気軽にお問い合わせくださいませ。
ピンバック: 古井戸の補強・再生 エピソード3(宇和島市本町追手) | 近松井戸工業所