埋めた井戸に打抜き井戸を!

ややリアルタイムから遅れてますが、先日は東温市内のお客様宅で、打抜き井戸の新設工事を施工させていただきました。

以前に既存井戸の洗浄作業をご依頼いただいたのですが、井戸の場所が特定できずに不発に終わり、その後はお施主様が時間をかけて探し出しました。

図面よりも厚みのあるコンクリートを削られていました(°д°)

井戸の場所を探す
既存の井戸
コンクリートの下にあった井戸パイプ
既存の井戸

ここには当初、掘井戸があったそうですが倉庫を建てられる時に埋めてしまう際に、パイプのみを挿入して水が使えるように細工したそうです。

それが、どんどん水が出なくなりポンプの動作も不安定になったということです。

このパイプは細く痛みも激しいため、触ることができません。そのため、埋め戻した井戸の中に打抜き井戸を・・・っということで着工です!

打抜き井戸工事
打抜き井戸工事

埋め戻した場所といえど、どうやら石などで埋められていて、なかなか真っ直ぐ入りません。一度引抜き、再度打設。若干傾いてますが、ここまで入ってしまっては引き抜くことはリスクが伴うため突き進んでいくしかありません。

打抜き井戸工事

偶然にも二階を利用して作業できるので、足場を組む必要がありません。

打抜き井戸工事

ようやくここまで打設できました。

しかし大きな石に当たってしまったようで、全然下がらなくなりました。

仕方なく予定を変更。お施主様とも相談し、これにて完成とすることに。

エアーリフトを行い、エンジンポンプで連続揚水を行います。

打設後のエンジンポンプ連続揚水作業

埋め戻した素材が悪かったのか、それとも他に原因があるのか分かりませんが、上層の時よりも水量が減っていました。

っが、あまり浅すぎると水位低下により井戸枯れしてしまうので、少しでも深い位置で吸水することにしました。

っで。。実は今日、この現場でポンプの連結配管工事を施工させていただいたのですが、それはまた改めて記事にしたいと思いますヽ(´▽`)/

埋めた井戸に打抜き井戸を!」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 2つの井戸から同時吸水! | 近松井戸工業所

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