今日の出来事をその日のうちに記事にしてみようと思います!
松山市古川地区にて打抜き井戸を施工させていただきました(^O^)作業スペースが限られているためトラック1台に機材を詰め込んでいきます。

事前にお施主様との打ち合わせで掘削位置を決めて、いざ打設へ!

打設しては土質や地下水の有無を確認していきます。実はすぐお隣でも打抜き井戸があり、そこではカナケがありそうな感じでしたので、先入観で「この地域はカナケが多く出る」と正直思っていました。
っが、実際に掘って確認すると、意外にも悪くない感じ。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、地下水に含まれるカナケを判断するために茶葉を入れるという方法があります。
- カナケが多い地下水 → 黒水に変色
- カナケが少ない地下水 → お茶の色
では試してみましょう。


これはまだマシな方ですね。今まで見てきた中には、一瞬で墨のように真っ黒になってしまった地下水もありました。
ほんの十数メートルしか離れていないのですが、深さでこうも違いが現れます。深いから良質だとは限らない証拠ですね。ただ、浅いということで水位低下による井戸枯れの心配も考えられますから、浅過ぎも良いとは言えません。

深く打ち過ぎて質の悪い水が上がってきた場合、引き抜いたとしても底に穴を開けてしまった以上、何かしら影響が出ないとも言い切れませんので「止め時」の判断が非常に難しいです。
お施主様とも協議を行い、打設完成となりました!
エンジンポンプで連続を行い、ポンプ選定に関するデータとして湧水量の確認を行いました。

凄い水量ですね。一般家庭では使い切れない量だと思います。
エコキュート等への使用も検討されていらっしゃるということで、水質検査のご依頼も頂きました。大抵の場合は必要な水質検査項目がありますから、その情報を頂いた後に、水質検査へ提出したいと思います。
良い水でありますように!!