おはようござます。今日も気持ちの良い天気ですね(^^♪
こんな日は外での仕事がウキウキです(笑)
ですが、まずは朝イチでブログ更新といきましょ~!!
昨年末のことですが、ポンプの調子が悪いとお問い合わせいただき対応させていただいたお客様から、水が出なくなったと連絡がありました。
井戸の状態を確認するために別のポンプを取り付けてみたのですが、やはり水は上がってきません。
恐らく、前回のポンプメンテナンス時に吸水側の水が井戸に返った時に砂こし器内の異物が井戸に返った又はポンプの錆が砂こし器メッシュに詰まったことが原因と考えられます。
ポンプ取替の際には真空になったパイプ内に空気を入れて水を返す必要があるので、この作業は必ず伴います。
通常は時間をかけて微量ずつ返していくのですが、それでも水流を伴って返ることがほとんどです。
回避する方法は井戸からポンプ間にバルブまたはチャッキ弁を取り付けることで返りをなくすことができますが、ほとんどの井戸では設置されていないのが現状です。
一先ず、原因であろう砂こし器を探すのですが、お客様いわく地中に埋めてしまっているので、どこにあるかわからないとのこと。
井戸の場所もわからないため、まずは現位置調査から始めます。
井戸が出てきました。写真では配管を切断した状況ですが、この井戸の上にキャップを付けた塩ビ管を突き刺しただけの簡易的な蓋となってました。
吸水はポリエチレン管のようなものを突き刺した状態でしょうか?引き抜こうにも抜けませんでした。
これは触らない方が無難ですね。
問題の砂こし器も出てきました。
完全に地中に埋まってましたね(^_^;)点検カバーにも直接土砂等が覆いかぶさった状態です。
井戸の詰まりも考えられるため、手押しポンプにて揚水洗浄を行います。
すると錆びが上がってきました。っと同時に水も次第に増えていき、徐々に水も透明に。
次に吸水側配管を新しくし、砂こし器も場所を変えて新品を取り付けました。
吸水側の配管は新しくなり、井戸自体の詰まりも解消されたので、再び既存のポンプを取り付けてみると・・・
やはり水は上がってきません。
念のため、別のポンプを設置してみると水が上がってきました。
あとはポンプ自体の問題ですね。
今回のポンプはお客様自身が用意されましたので、設置のみの作業となります。
取替後、試運転を行うと無事に給水開始となりました!!
これで一安心ですね♪
あまりにも古くなったポンプを取替えるということは、井戸や配管にも少なからず影響を及ぼしますので、その点をご了承いただければと思います。
話は変わりますが、最近ではネット通販による格安ポンプも目にすることがあり、低価格競争になりつつあります。
基本的にはポンプはお客様自身でご用意していただいても構わないのですが、工賃や動作保証、修理・メンテナンス等でのサービス面では、弊社より納品させていただいたお客様とは異なりますので、その点をご了承いただければと思います。
さて、今日も頑張って仕事していきますよ~!!
井戸やポンプのことでお困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ~(#^.^#)