おはようございます。
今日、明日あたりから天気が下り坂になる予報になってますが、どうなりますかね?!
さてさて、今日ご紹介する記事は、ポンプに関する内容です。
以前砂こし器の交換をご依頼いただいたお客様から、水が出なくなったので見て欲しいと依頼がありました。
お客様自身、ポンプを交換しなきゃいけないと考えていたそうですが、まずは考えられる原因を探っていきます。
症状を聞くと、どうも井戸に水が返ってしまうのが原因のようです。
「井戸に水が返る」と言っても、その原因の箇所は色々あります。地上に露出している配管や接続部であればまだ大丈夫ですが、もし井戸本管に損傷があれば、井戸の掘り直しということも考えなければなりません。
まずは井戸への返りを止める「逆止弁」を見てみましょう。
写真の左側が使用中のもの。右側が新品の逆止弁です。
ポンプ運転中は中央の部分が奥に押される形となり、ポンプ停止すれば水の重みで水と共に井戸へ返ろうとするのをフランジ側にある面と接触させ逆流を防ぐという大事な部品です。
小さくても重要な役割を担っているのです。
「吸う」「押す」「止まる」
この3動作の1つでも正常でなくなれば、ポンプとしては意味のないものになってしまいます。
逆止弁は何度も「動く」「止まる」を繰り返すことで、接触する面に凹凸が出来てズレが生じてしまい、その結果「逆止できない」ということになるのです。
今回は逆止弁の取替だけで症状が改善されたので、お客様もとても喜んでいただけました。
井戸やポンプでお困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ~(#^.^#)