新築現場に打抜き井戸を！（松山市永代町）

こんにちは。毎日のように熊本地震のことをメディアで取り上げられているのを見て、心が痛みます。

被災地の方々が、一刻くも早く安心した生活環境が戻ればと切に願っています。

やはり「水」が一番大事です。昨日、ラジオでも言ってました。灯油やガソリンよりも、人間が生きていくために必要なのは「水」です・・・っと。

万が一に備えて、避難場所には災害用の井戸と給水設備、非常用電源は確保しておくことが大事だと思います。

 

さて、話を変えますが、先日、松山市永代町の新築現場にて打抜き井戸の新設工事を施工させていただきました。

以前にも井戸を使われていたそうで、新築と同時に井戸の場所を移設するということです。

井戸予定場所に埋設物がないか確認していくのですが、数カ所調査しても、同じ深度で硬く平らな物体に当たってしまい打設困難となりました。建築業者さんいわく、以前の建物の基礎等があると予想されるとのことだったので、まさにそれに阻まれた感じです。

これは難しく施工中止を考えたのですが、最後の1カ所にて奇跡的に打設できた場所を発見。ここぞとばかりに打設していき、深度調整をしていきます。

目に見えない部分が多いので、なかなか説明すると大変なのですが、色々とトラブルがありました。。。

井戸として重要な鉄鏃が外れてしまい一度回収し、打ち直すということも(ﾟДﾟ;)

鉄鏃と井戸管を新しく交換し、無事に地下水を発見できました！！

建設中にも水を使って状態を良くするという目的で仮設ポンプを設置。

工事の進行具合を見て、本ポンプの取付も施工させていただく予定です。

 

トラブルがあった井戸管を引き抜いたものが下の写真です。

大きく曲がっていることがお分かりかと・・・。そして、先端の鉄鏃も無くなっていました。

見えないところを進んでいくことの難しさ・・・大変だ～(^▽^;)

それでも頑張って水を探しますよ～！！！