井戸と言えばこの形

昔ながらの井戸

「井戸ガワ」と呼ばれるコンクリート製の筒を地中に埋設して、地下水を取水する井戸です。
砂層を掘削する網取り工法と、砂礫や岩質を人力による機械掘削工法があります。
水量を多く確保できるため湧水量が少ない地域に有効な掘り方となります。

2尺2寸 掘井戸と手押しポンプ&電動ポンプ

井戸の口径

・2尺2寸(φ667mm)

・2尺4寸(φ730mm)

・3尺(φ910mm)

・4尺(φ1212mm)

・5尺(φ1515mm)

一般的な深度

3~6m。

山間部では10mを超える井戸もあります。

費用と工期

口径と深度、地質条件で異なりますが、60万円~500万円ほどになります。(ポンプ別途)

工期は15~60日です。

砂層地域の掘井戸掘削

長所

・自然流入した貯水を汲み上げるため、砂を吸い上げるリスクがほとんどありません。
・停電や災害の時でも、バケツで水を汲み上げることが可能です。
・湧水量が少ない地域でも貯水量を確保して使用することができます。

短所

・機材や重機、排出した土を置くスペースなど、広い作業スペースが必要となります。
・表層の水が流入しやすいため水質が不安定。