こんにちは。
松山市は久しぶりに梅雨らしい雨が降りましたが、あまり続かなかったようです(゚Д゚;)今は良いお天気になりました・・・(*^^*)
さてさて、嬉しいことに、かなり仕事が詰まってきました。
やや中期工事が2件入っておりまして、8月上旬ほどまでは、ちょっと大きな仕事はできない状態です。
お待ちの時間を減らしていけるよう、安全第一で作業を進めていきたいと思います。
それでは、少し停滞していた工事日記を書いていきます。
前にも少し記事にしてたと思うんですが、伊予市三島町で危険な古井戸の補強工事を施工させていただきました。
一見、陸上だけならコンクリート製の井ガワで作られているように見えますが、近づいてみるとビックリ。
中を見て更にビックリ。
井ガワ周辺には穴が・・・陥没しています。
中には井ガワがなく、裸孔となってました。
既に地表付近では崩落が始まっているので、内部への侵入は不可能です。
まずは大型の土管を挿入します。深さが10mほどあるため、孔内での接続は不可能と考え、陸上で連結した状態で孔内に挿入することにしました。
クレーンで吊るした状態で2本分(7.5m)ありますが、まだ足りません。
陸上まで足りない長さを計測して、3本目を再び孔内で連結させます。
ようやく陸上まで来ました。
続いて、ドカンとの隙間に砂利を充填していきます。
隙間が大きいため、3tダンプ5台分の砂利が入りました。
表層は真砂土を充填します。これもダンプ1台分ほど。
充填が終われば、孔内の水を抜きつつ、充填素材を水締めしていきます。
既存の吸水管を接続します。
しばらく揚水を続けて濁れ水を出します。
数日経過して、沈下した充填箇所に再び砂利を充填して完成です。
孔内の状況です。
井戸の直径は小さくなりましたが、崩落する危険は回避できました。
将来的にもまた使うご予定があるとのことでしたので、是非有効利用していただければ井戸も本望だと思います(^^)
井戸のことでお困りの方は是非お声おかけくださいませ!!