こんばんわ。ゴールデンウィークも終わり、お仕事も再開です!!(^^♪
今日の仕事は良いスタートとは言いきれませんが、それはまた後日ブログ記事にまとめていきます。
さて、今回の内容は4月中旬頃、伊予市下吾川での農業用共同井戸の洗浄工事を施工させていただいた時のものです。
段々水量が減ってきたらしく、ポンプ配管にも不具合があるようなので、一部配管修繕も行いました。
まずは外観。ブロック塀で囲いがありますが、扉が破損しているそうです。
事故が起こらないよう、近く改修するとのことでした。
孔内の状況を確認するために水中ポンプにて揚水します。
その際、孔底に溜まった汚泥を浚渫するべくサンドポンプを導入。
土砂はドラム缶に受けて処分します。
孔内の状況が徐々に見えてきました。
ここでようやく潜入洗浄。
この井戸はポンプ揚水位置(低水位電極の位置)を誤ってしまったのと、井戸施工(他社)に問題があったと思われます。
目地の処理がされていません。そのため揚水を行った水位低下に伴う圧力の関係で井戸枠が下がってしまったと思われます。井戸ガワの継ぎ目には最大で100mm程度の隙間が発生し、砂利が丸見えです。
これだけ広がってしまうと目地の修復は難しいですね。
かといって井戸補強を行うにはブロック小屋を解体する必要もあり、かなり大掛かりになってしまいます。
今回は湧水量の増加だけを考え、孔底浚渫だけとしました。
ちなみにパイプや木板などの異物も落下していたので回収しました。
低水位電極も古く錆びついていたため、代替品に交換しました。
孔内圧低下による砂の吹き上がり・井戸ガワ沈下を防ぐため、ポンプON・OFF動作の深度も変更しました。
問題が完全に解決したわけではありませんが、現時点での対応策を実施させていただきましたので、今後の様子を見守っていきたいと思います。
井戸でお困りの方は、お気軽にお問い合わせくださいませ(^^♪