良質な地下水を求めて打抜き井戸新設(2回目)

予定まで少し時間があるので、本日2回目のブログ更新していきます(^^♪

1年以上前に弊社で施工させていただきました井戸があるのですが、水質が悪かったため、深度を変えて掘削することになりました。

お施主さん自らが周辺の水源地深さなどをお調べになられ、その資料を提供してくださいました。

予定深度は約15m。

弊社が施工させていただいた1本目の井戸は8m。

ほぼ倍の深さです。間違いなくバイブロハンマーを使った小型打抜きでは難しい深さです。

ボーリング掘削なら間違いなく到達できますが、ボーリングするには浅すぎるため単価としては割高になります。

そこで、ハンマー落下打設を使った50mmの打抜き井戸を施工する内容にしました。

バイブロハンマーよりは打設能力が高く、また打抜きパイプも太いため曲がる可能性も低くなります。

っが、この深さまで打設した事例はほとんどありません。

大きな石に当たった場合、入らなくなります。

そのことをご理解いただいた上での施工となりました。

 

施工位置を決めると、あとは必死に打ち込みます。

打抜き井戸新設工事

上層は打設しやすいのですが、深くなるにつれスピードダウンしていきます。

打抜き井戸新設工事

大きな石が出てこないか心配しながらも、なんとか無事に予定深度まで到達。

ただ、これ以上の打設は難しそうですね(;^ω^)

エアーリフトを行います。最初、なかなか地下水が出てきませんでした。

根気よく続けると、徐々に水も増えました。

打抜き井戸新設工事

濁れも薄くなっていきます。

打抜き井戸新設工事

動画撮影もしてみました。ご覧ください。

チャンネル登録も宜しくお願いします)

簡易水質検査キットにて鉄を計測してみました。

0と書かれたのが、旧井戸(-8m)。

1が15mの初期。

2が水量が増加した時の水です。

打抜き井戸新設工事

明らかに濃度が薄くなっています。期待できそうです。

既存のポンプセットを移設します。

打抜き井戸新設工事

2~3日、水をよく使っていただいた後に、水質検査に提出しました。

打抜き井戸新設工事

現在結果待ちです。

不安と期待と両方が入り混じっています。

良い水でありますように!!

 

ではでは、そろそろ打ち合わせに行ってきます!!

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