おはようございます。このところ天気が悪い日が続き、思うように工事が出来ないでいます(゚Д゚;)
どうしても屋外工事となりますので、雨天だと延期せざるを得ませんね。
まぁ、事務作業する日として捉えておきます(^^♪
さて、またしても7月中の工事現場ですが、打抜き井戸の洗浄とポンプの取替&手押しポンプの新設工事を施工させていただきました。
場所は松山市越智です。まずは工事前の状況です。
砂こし器も傾いていますね・・・(゚Д゚;)
吸水側の配管は全てやり直す必要がありそうです。
っとその前に、井戸洗浄を行います。上部に設けているT(チース)が固着していて、外すのに一苦労しました。無理に外すと配管が折れてしまうという危険もあるため、そういう場合は洗浄不能となります。(ネジ切り直しで対応するケースもあります)
無事に取れたので覗いてみると、内部はこんな感じに。
水質などによって配管内部が付着・硬化し、指一本しか入らないくらいまで口径が小さくなっていました。
これだと地下水は上がりにくくなってしまいます。
エアーリフトで洗浄したのですが、これが全然水が上がってこないんです。エアーホースも入らない状況であったので、少しずつ挿入していったのですが、どうやら固着した物質が底へ落ちてしまい取水孔を塞いでしまったものと思われます。
かなり焦りましたが、”ある方法”を用いたことによって、孔底に落下・堆積していた物質を除去することに成功しました。(一安心です)
水量も断然UPしたので、次にポンプの取替と、手押しポンプの新設を行います。
今回取り付けた手押しポンプは、川本製のステンレス製手押しポンプ HDS25。
昔の手押しポンプに比べると、ルックスは全然違いますね!カッコいいです(*^^*)
見た目だけじゃなく、機能性・耐久性も抜群ですよ♪
電気ポンプも取替を行い、既存の配管に接続して完成です。
試運転を行い、正常な動作を確認してお引渡しです。
手押しポンプでの揚水は、少しコツが必要なのですが、ハンドルを高速で上下させてしまうと井戸本体や配管が揺れたりすることで砂や濁れ水が上がりやすくなります。そうなると逆止弁に砂が噛みこんでしまい水が返ってしまうというトラブルの原因にもなりますので、手押しポンプで揚水する時は「ゆっくり」行ってくださいね(^^♪
お客様も大変喜んでくださったので、とても満足です(*^▽^*)
古井戸を触ることは危険が伴いますが、お困りの方は是非お声をおかけくださいね!